Tohin Socaial Magazine
東南アジア最大の下水処理場にターボブロワを納品
少し前の話になりますが、10月中旬、ベトナム、ホーチミン市の東南アジア最大の下水処理場(※下記 WSJ記事参照)に当社の大型ターボブロワ(TX-600×4台) を納品いたしました。この下水処理場は日本政府によるODA(第二期ホーチミン市水環境改善計画)で、当社においては2019年からプロジェクト、製品の製造が本格的にスタートしました。新型コロナウイルスの影響により、現地の工事が遅れたこともあり製品自体はずいぶん前にベトナムに納めていたのですが、今の納品となりました。当社としても過去最大規模のプロジェクトの受注ということに加えて、受注当時はコロナ禍に入ったばかりでイレギュラーな事態が頻発し、日本、ベトナムとお互いに渡航ができない状況の中での対応に苦慮しましたが、ようやく無事に納品が完了しました。このターボブロワがベトナムで暮らす方々の生活環境の向上に少しでも貢献することができればと願っています。
日立、仏ヴェオリア傘下 OTV、韓国、ポスコエンジ3社合弁でベトナム最大の下 水処理施設の拡張 日立製作所は9日、韓国の建設大手ポスコ・エンジニアリング&コンストラクション(E &C)、フランスの廃棄物処理・水道事業者ヴェオリア・エンバイロメントとともにベトナ ム・ホーチミン市の大型下水処理場拡張工事プロジェクトを受注したと発表した。受注額は1億3000万ドル(約154億円)。このプロジェクトでは、既存の下水処理場の処理能力を1日当たり14万1000立方メー トルから、46万9000立方メートルに引き上げる。完了すれば、約140万人分の下水処理 能力を持つことになり、東南アジアで最大規模の処理施設となる。 2015 年 2 月 9 日 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版より