超低温発生器・エアー流量増幅器

エアークーラー

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エアークーラーのラインナップ

エアークーラーとは

スポット冷却装置・超低温空気発生器

エアークーラーは、コンプレッサーのエアーを供給するだけで入気温度に対して最大温度差マイナス77℃の冷気を生成する冷却器です。フロンガスなどの冷媒や電気は一切使用しません。製造工程において熱による製品精度や生産量の低下、切削工具の短命化、機能障害などのトラブルでお困りではありませんか?エアークーラーはこの様な問題を解決し、生産性の向上、コストの削減に貢献することができます。

エアークーラーの特長

  • 冷媒や電気を一切使用しません。
  • 圧縮空気を供給すると同時に超低温空気が発生します。
  • 噴射される冷気は大気圧です。
  • 冷気風量および冷気温度の調整は調整ネジで簡単に行えます。
  • 小型軽量のためセットが簡単です。
  • 局部的な冷却に特に効果があります。
  • 故障がありません。圧縮空気だけを使用し、可動部分がありません。
  • 消音機構付きです。冷風吐出側および熱風排出側にサイレンサーをセットしてあります。
  • 防爆地区など電気の使用できない場所で使用できます。

エアクーラーの構造

コンプレッサーから供給された圧縮空気は、渦流発生器(ゼネレーター)により接線方向に音速で吐出され、膨張すると共に高速回転し渦流となって、(A)から(B)の方向へ移動します。この時、整流板と調整ねじの間の空間によって熱風排出口から排出される空気量(冷気比率)が定まります。

一方、排気されない残流空気は渦流の遠心力によってできた内側の空洞内を外側の渦流と同方向に回転しながら冷風となって、冷風出口(C)の方へ流れます。

器内に発生した渦流には大きな遠心力が働いて圧力、密度が急上昇し、抵抗を増加して温度が上昇します。この時に渦流の外側ほど周速は大きく、また温度も高くなり渦流の中心部との間に大きな圧力差を生じます。渦流の中心部を空気が(B)から(C)冷風出口の方へ移動する時に膨張しながら減速による制動作用のため外側の渦流に対して仕事を行いますから、外側では温度が上がり、中心部には低温の空気ができます。また、暖かい空気に供給された熱量と冷たい空気から持ち去られた熱量は常に等しいので調整弁から外側の熱量の排出量を多くすることにより、内側の冷気量が少なくなり、温度の低下は大きくなります。

エアクーラーの用途

超低温発生器・エアー流量増幅器の導入事例

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